注目集める軽米の食文化 雑穀やサルナシの商品続々

豊かな自然の恵みを生かした食文化が根付く軽米町。多彩な一品が「かるまいブランド」認証商品として売り出されている
 豊かな自然の恵みがあふれる軽米町。国内有数の産地である雑穀やサルナシなどは、健康食としても注目を集める。町ならではの食文化やこだわりの一品として認証されたブランド商品も続々と登場し、多彩な魅力を発信している。

 凶作に悩まされ続けた県北で、古くから暮らしを支えてきた雑穀。現在もアワやヒエ、アマランサスなどが収穫される。「貧しい」イメージがあったものの、近年は健康志向の高まりを受け、栄養豊富な食材として評価が見直されてきた。町産雑穀は昨年10月の天皇陛下即位の礼の晩さん会で提供されるなど、産地振興の弾みになりそうだ。

 同町で1980年代に栽培が始まった果実サルナシも、特産品として定着。キウイフルーツやレモンと比べてもビタミンC、カリウムなどが豊富で、ジャム、ジュースなど加工品として販売される。昨年10月には産地関係者が町に集い、全国サミットを開催。産地間で交流を深め、商品開発などの可能性を探った。

 2013年度からは「かるまいブランド」の認証を開始。▽町産の食材を原材料としていること▽町にちなんだ物語や歴史があること-などが基準で、軽米らしい安全安心の食をPRしている。雑穀やサルナシはもちろん、そば、乳製品など現在33商品が認定マークを付けて販売されている。

 商品開発などに取り組む町産業開発の戸田沢雅人さん(53)は「雑穀をはじめ、軽米は食材が豊富。町産品の良さを生かした商品づくりを通じ、町の魅力を多くの人に伝えていきたい」と力を込める。

軽米町

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