「角館の桜まつり」縮小へ 出店や特設ステージなど取りやめ

規模を縮小して桜まつりを開催する方針を決めた角館の観光行事実行委員会
 秋田県仙北市や田沢湖・角館観光協会、市商工会などでつくる角館の観光行事実行委員会は16日、今年の角館の桜まつり(4月20日~5月5日)について、新型コロナウイルスの感染対策を徹底した上で規模縮小して開催する方針を決めた。20日ごろの発表が予想される政府方針を踏まえて最終判断し、詳細を検討する。

 出店や特設ステージなどの集客イベントは取りやめる一方、夜桜のライトアップは行う方針。交通規制や警備員の配置も行う。桜の動画を配信する試みや、写真共有アプリ「インスタグラム」による桜のフォトコンテストも検討している。

 仙北市の角館樺(かば)細工伝承館で16日夜に会議を開いて決めた。出席者からは「できる限りの感染対策をして、桜を安全に見てもらう環境を整える責任がある」「(感染拡大の影響で)地元の事業者は非常に苦しんでいる。桜まつりも全面中止にはなってほしくない」などの意見が出た。

 委員長の門脇光浩市長は「先が見えない状況下で、希望の火を消さない力が桜にはある。そのために中止ではなく規模縮小しての開催という方針に至った。できる限りの感染対策をしたい」と話した。

 今年の桜は例年より早めに開花する見込みで、日本気象協会は4月14日開花と予想。気象情報会社ウェザーニュースは桧木内川堤のソメイヨシノが19日、武家屋敷通りのシダレザクラが15日の開花と予想している。

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