絶妙 チョコと海藻コラボ 宮古の漁協、ワカメとアカモク活用

重茂漁協の復興感謝企画商品として発売する「OMOEチョコレート」。希少なルビーチョコレートと天然ワカメなど海藻の粉末を組み合わせた
 宮古市重茂の重茂漁協(山崎義広組合長)は、東日本大震災から9年のタイミングで独自商品「OMOE(おもえ)チョコレート」を発売した。毎年3月11日に発信する復興感謝企画商品シリーズの第9弾。特産の天然ワカメ、山田町のアカモクとベルギー産の希少なルビーチョコレートを組み合わせた。震災被害を受けた同漁協など4者が連携し、古里復興を支える人気商品に育てる。

 甘酸っぱいルビーチョコレートと、まろやかな甘みのホワイトチョコを使ったトリュフで、天然ワカメやアカモクのパウダーを配合した。異色の組み合わせだが完成度は高く、磯の香りと程よい塩気がチョコの甘さとフルーティーな酸味を引き立てている。1箱6個入りで2千円。

 同漁協や岩手アカモク生産協同組合(高橋清隆代表理事)、洋菓子店西野屋(西野仁博社長)、阿部包装資材店(阿部勝久代表)が連携。一つ一つに「オモエルビー」「トリュフ・アカモクムーン」「ASANE」などの海藻や漁場をイメージした名をつけ、デザインやパッケージは阿部包装資材店が手掛けた。

 半年かけて商品開発した西野社長は「バランスが難しかったが、食材が互いを引き立てるレシピができた」と手応えを語り、高橋代表理事は「海藻の活用法が広がった。老若男女、海外の観光客にも味わってもらいたい」と期待する。

 同漁協は震災の風化防止や復興支援へ感謝を込め、アワビを丸ごと入れた黄金重茂カレーなどを原価ぎりぎりで発売してきた。同漁協の後川良二業務部長は「今後も古里の海産物の魅力を発信し、復興の力としたい」と誓う。

 同商品は受注生産で、すでに100件を超える予約が入っている。購入申し込みは同漁協海洋冷食工場(0193・68・2301)へ。同漁協ホームページからも購入できる。

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