防災学習、鵜住居小6年生の成果展示 釜石・伝承施設

鵜住居小6年生の防災学習の成果をまとめたポスター展示
 釜石市鵜住居(うのすまい)町の震災伝承施設いのちをつなぐ未来館(村上清館長)は、多目的スペースに鵜住居小6年生の防災学習の成果をまとめたポスターを展示している。同校は10日に校内発表会を開く予定だったが、新型コロナウイルスの感染症拡大に伴う一斉休校で中止に。卒業生が後輩に引き継ぎたかった東日本大震災の教訓を施設の来館者に伝える。

 同館の3・11企画の一環で、校内発表の機会を失った同校から依頼があり、内容に加えた。入学以降、防災について学びを深めてきた児童の展示は備えの大切さと防災に強いまちづくりの知恵を発信している。

 震災時に同校の児童が釜石東中の生徒と共に高台に駆け上がり命を守った「釜石の出来事」や、震災前から行っている小中学校合同の避難訓練の様子などを写真と文字で紹介。子どもたちに根付く津波避難の三原則である▽想定にとらわれるな▽最善を尽くせ▽率先避難者たれ―の重要性を訴える。

 児童が調べた災害に強いまちづくりのアイデアも発信。他県の事例を参考にしながら「地域で定期的に集水升の掃除をする」「ゲームを取り入れた防災訓練を行う」など提言を寄せている。

 同館に勤める佐々学さん(40)は「卒業生が一生懸命学んできた成果があふれている。一人でも多くの人に見てほしい」と呼び掛ける。

 展示は今月中旬までを予定する。

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