「マタギの玉手箱」発売 内陸線の鷹巣、阿仁合、角館各駅で

北秋田市の特産品を集めた土産品「マタギの玉手箱」
 秋田県北秋田市の観光資源を生かした地域活性化を目指す市民有志の協議会「やってみよう!北秋田」は、市の特産品など10品を集めた土産品セット「マタギの玉手箱」の販売を始めた。秋田内陸線の阿仁合駅で16日、完成記念イベントを開き、市内外から訪れた約50人にPRした。同線の鷹巣、阿仁合、角館各駅の売店などで取り扱っている。

 玉手箱の中身は▽阿仁みそ▽北秋田市産あきたこまち▽クロモジ茶▽わらびしょうゆ漬▽みず親子漬▽りんごジュース▽しそジュース▽あゆ甘煮▽黒にんにく▽なつはぜジャム―の10品。既存商品の包装を「マタギの〇〇」に統一してブランド化し、クマの手形を印刷した箱に詰めた。税込み7800円。中身を単品でも販売している。

 協議会は地元企業や市商工会青年部など5団体12人で構成し、昨年4月に発足した。2019年度は市が文化庁の日本遺産認定を目指す「阿仁マタギ」のPRを活動の柱とし、マタギの服装で街を歩く「マタギウオーク」などを展開した。その集大成として、特産品を「マタギ」ブランド化した土産品を企画し、県北の地域連携DMO(観光地域づくり法人)「秋田犬ツーリズム」の資金援助を受けて開発した。

 記念イベントには、JTBのマタギ文化体験モニターツアーの参加者23人や住民が集まった。同市のシンガー・ソングライター本城奈々さんが「マタギの玉手箱」をPRする新曲を披露した後、協議会事務局が商品の特徴を一品ずつ解説。澤田吉宏会長は「企画を通してマタギ文化が知れ渡ればうれしい」と話した。

 モニターツアーに参加した秋田市の会社員藤田準三さん(62)は「阿仁みそ、しそジュースを買った。マタギに興味があるので、この後に見学するマタギ資料館が楽しみだ」と話した。

 問い合わせは協議会事務局(秋田内陸縦貫鉄道内)TEL0186・82・3231(平日午前8時半~午後5時15分)

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