頑張ればきっと、豊作に 石鳥谷・たろし滝測定会

過去最高の太さ8メートルを巻き尺で再現し豊作を願ったたろし滝測定会
 氷柱の太さでその年のコメの作柄を占う花巻市石鳥谷町大瀬川のたろし滝測定会(同測定保存会主催)は11日、現地で開かれた。暖冬傾向で推移して氷柱が育たず、3年ぶりの「計測不能」の判定に。参加者約150人は地球温暖化や気候変動の影響と受け止めつつ、努力や工夫で秋の豊作を引き寄せようと気持ちを一つにした。

 同保存会によると、たろし滝は1月29日に上方から崩落。今月4日ごろにも崩落した。その後の寒さで太く長くなったものの、氷柱にはならなかった。

 測定会は1975年スタート。計測不能は過去45回のうち18回。平成の31年間では15回あり、ほぼ2年に1回ペース。89(平成元)年と同様、令和最初も計測不能となった。

 測定会では、保存会の板垣寛会長(88)=同町大瀬川=が恒例の豊作祈願の川柳を「温暖化 被害怖くて 太れない」と発表し、「(計測不能で)不作ということになるが、努力次第で豊作になる」ときっぱりと言い切った。

 過去最高記録の8メートル(78年)を巻き尺で再現する場面も。花北青雲高3年の菊池優希さんはボランティアで参加し「祖母が農業をしている。台風被害がなくコメや野菜がたくさん取れる年になってほしい」と願った。

花巻市

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