稲庭うどんの職人気分♪ 湯沢「佐藤養助商店」が新装開店へ

女性社員(右)による案内で職人の製造実演が見られるコーナー
 稲庭うどん製造販売「佐藤養助商店」の総本店(秋田県湯沢市稲庭町)が、18日に「うどんのミニテーマパーク」としてリニューアルする。うどんの製造や調理を体験できるコーナーを新設するほか、職人技の見学では女性社員が案内役を務めるなどサービスを充実。創業160周年の歴史にちなんだ品々も展示する。既存のレストランと売店を合わせ「体験する」「見る」「学ぶ」「食べる」「買う」を網羅し、地域の観光振興も図る。

 コーナー新設のため、総本店内の見学可能な工場スペース705平方メートルを改修した。職人に教わりながら「綯(な)う」「つぶす」「延ばす」の3工程を体験でき、調理体験ではうどんをゆでて味わえる。また、従来の工場見学は生産ペースを優先していたため昼ごろには主要工程が終わっていたが、リニューアル後は来店者に合わせた時間帯で実演。ガラス窓越しに職人がマイクを使って説明する。

 通路に設けられた歴史展示コーナーには、創業当時の経理内容を記した大福帳、明治時代に宮内省にうどんを献上した際の書簡、木製の鉢やつぶし棒といった古い道具などが並ぶ。

 総本店近くの別館(旧本店)はバリアフリー化を中心とした改修を進めており、レストランのメニューも刷新し4月中旬に「お食事処 養心庵」としてリニューアルオープンする。天ぷらを売りにする総本店向かいの「正心庵」と合わせ、食べ歩きが楽しめるエリアとして充実を図る。

 リニューアルは、近年増加している訪日外国人客をはじめ県内外からの誘客や地域のにぎわい創出が狙いだという。佐藤正明社長は「伝統産業である稲庭うどんを五感で体感してもらいたい。より多くの人を呼び込めるよう、店舗周辺をはじめ地域が一体となった観光振興を進めていく」と語る。

 製造見学(午前11時~午後4時=主要工程は2時ごろ)は無料。各種体験(午前11時~午後2時)はコースにより中学生以上1500~3千円、小学生以下千~2500円(いずれも税別)。当日昼までに予約する。材料がなくなり次第終了。

 総本店は午前9時~午後5時。年末年始を除き無休。問い合わせは佐藤養助総本店TEL0183・43・2911

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