幸つかめ、掛け声響かせ肉弾戦 黒石寺蘇民祭、男衆荒々しく

荒々しい蘇民袋争奪戦を繰り広げる男衆
 1200年以上続く奇祭、黒石寺蘇民祭は1月31日夜から1日早朝にかけ、奥州市水沢黒石町の同寺(藤波大吾住職)で行われた。下帯姿の男衆が掛け声を響かせながら、裸参りや柴燈木登(ひたきのぼり)、蘇民袋争奪戦などを繰り広げ、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。

 祭りは午後10時ごろ、裸参りで幕開け。男衆が寺の近くの山内川に入り「ジャッソウ、ジョヤサ」の掛け声とともに冷水を浴びて身を清めた。続く柴燈木登では火が付いた高さ約2メートルの松の井桁に登り、煙や火の粉を浴びながら士気を鼓舞した。

 1日午前5時ごろ、クライマックスの蘇民袋争奪戦が始まり約130人が集結。体をぶつけ合い、荒々しい戦いを繰り広げた。男衆は全身から湯気を立ち上げながら本堂を抜け、数百メートル離れた田んぼになだれ込み決着を迎えた。

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