その名は、宮古市の常安寺の霊鏡和尚が約300年前、「さながら極楽浄土のごとし」と浜辺の美しさをたたえたことに由来するとされる。マグマがつくり出した流紋岩(りゅうもんがん)が波による侵食(しんしょく)を受け、気品と厳しさを併せ持つ、白い岩肌の造形を生み出した。青い空と海、アカマツの緑の美しいコントラストが、この地を訪れた多くの人々を魅了している。1996年に「日本の渚百選」、2000年に「日本の水浴場88選」、さらに01年には「日本のかおり百選」に選定された。13年には三陸復興国立公園に指定。
アクセス情報
東北道盛岡南IC から車で約135分。宮古駅からバス(奥浄土ケ浜バス停)で約20分。