復活路線でこたつ列車 三鉄宮古-山田間、来月2日から運行

2月2日に運行開始するプレミアムこたつ列車で、海鮮弁当や瓶ドンを味わう関係者
 三陸鉄道(本社宮古市、中村一郎社長)は2月2日、プレミアムこたつ列車(宮古-陸中山田駅)を初運行する。冬季に宮古-久慈駅でこたつ列車を運行してきたが、昨年10月の台風19号被害で田野畑-久慈は運休が続いている。台風被害からの復活に弾みをつけるため、山田町の商工観光関係者と連携して新たなイベント列車を企画。2月24日までの土日祝日に運行し、こたつで温まりながら車窓からの景色を楽しみ、山田の魅力に触れてもらう。

 24日は関係者向けリハーサルを行い、沿線自治体の職員と観光関係者、報道機関などから10人が参加。車内で同台風による被災状況や全線運行再開に向けた取り組みなどの説明を受けた。

 陸中山田駅では、地元商工関係者が横断幕や旗を振って列車を歓迎。同駅付近の商店街や名物商品などを紹介した。町商業事業協同組合の松本龍児代表理事(67)は「災害からの復活を目指す三鉄を住民が連携して盛り上げ、山田の多くの魅力も発信していきたい」と意気込む。

 同列車は全席(48席)こたつ付きで、宮古発は宮古の名物・瓶ドン(1500円)、海鮮弁当(1300円)を購入でき、陸中山田発は地元産ホタテを味わう体験ができる。片道、往復どちらの利用も可能で、片道運賃780円と座席指定料金300円が必要。4人以上で乗車の場合は運賃が半額となる。

 2月1日には山田町の飲食店三五十(みごと)による「さんりく漬け膳列車・やまだ三五十号」(陸中山田-宮古駅を往復、食事代込み3千円)が実施される予定だ。

 三鉄旅客営業部の橋上和司部長は「山田町の人々の協力があり、新たな企画が実現した。多くの人にこたつ列車の小旅行を満喫してもらい、三鉄復活への起爆剤としたい」と決意する。

 同列車の予約、問い合わせは同部(0193・62・7000)へ。

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