ケセンロックひと休み 2021年度再開目指す

出演者と観客に愛され10回目の節目を迎えたケセンロックフェスティバル=2019年7月、住田町・種山ケ原
 住田町世田米の種山ケ原で例年7月に開かれてきたケセンロックフェスティバル(KRF)の2020年度の開催見送りが決まった。東日本大震災による中断を挟みながらも出演者や観客に愛され、実行委主催で昨年10回目を迎えた人気の催し。関係者は気仙3市町での持ち回り開催を視野に、実行委の組織を強化して21年度の再開へ備える。

 実行委(村上健也委員長)が14日、公式ホームページなどで発表した。

 KRFは気仙3市町での持ち回り開催を想定して始まったが、震災を受けて住田町を会場に続けてきた。大船渡、陸前高田両市の復興が進んだことから開催10年を機に原点に立ち返り、持ち回り開催を見据えた準備期間を確保する。

 同時に気仙3市町の有志らで構成する実行委の組織強化も図り、人員を増やす予定。当初より業務量が増えた一方でメンバーは開始当初の約30人から約20人に減っており、運営体制を整える。

 昨年11月からは大船渡市のライブハウス「ケセン・ロック・フリークス」でKRF開催10回記念イベントを開いている。次回は2月の予定で、今後も継続してKRFを発信する。

 KRFは気仙地域をロックで盛り上げようと09年に始まった。震災の影響で11年は開催を断念したが、過去の出演者らの支援を受けて翌12年に復活。一線で活躍するアーティストの出演や、種山ケ原を舞台とした手作りの運営で人気を集めてきた。

 村上委員長(51)は「期待値が高い分、きちんと準備したいという結論になった。この1年半をより高みを目指し、ケセンロックを長く続けていくための助走とし、21年に再開したい」とする。

住田町

岩手
弾むビート、聴衆熱狂 住田・ケセンロックフェス
岩手
八幡寺(住田・上有住)
岩手
道の駅「種山ケ原ぽらん」(住田町世田米)
岩手
遊林ランド種山(住田町世田米)
岩手
滝観洞(住田町上有住)