下北の風景 空撮動画で魅力発信

下北地域県民局が制作した動画の画面。ドローンを活用し新たな下北半島の魅力を紹介する

 青森県下北地域県民局地域連携部は下北半島の魅力を新たな視点から紹介する動画を制作し、発信している。動画は小型無人機「ドローン」を活用して雄大な自然や祭り、文化を捉えた。2月に完成し、DVDを観光、交通事業者に配布したほか、3月末から動画サイトYouTubeで公開している。下北観光の認知度を上げ、観光客の滞在時間の増加につなげる狙いだ。

 動画は「世界でここだけの旅へ」をテーマに秋編と冬編を制作した。ドローンで薬研渓流の紅葉や冬の仏ケ浦、寒立馬などの自然景観をダイナミックに切り取ったほか、マグロやタラの水揚げの風景、各地の温泉、観光施設、食文化、祭りを紹介。むつ市の神社横丁や大間町の親不孝通りなど、色鮮やかな繁華街の風景も収録している。

 同部の担当者は「これまで見られなかった空からの角度で、下北の雄大な地形が見られる。県外、国外の人に下北の魅力を知ってもらうとともに、地域の人にとっても地元の魅力を再発見するきっかけになればいい」と話した。

 今回は秋編と冬編の各15分の動画と、各市町村ごとの1分の動画を公開した。春編と夏編の動画は年内の公開を目指している。

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