宇宙身近に 来館20万人 奥州・遊学館、開館から11年8カ月

大江昌嗣理事長から記念の入館証を受ける池田崇大君(右)
 奥州市水沢星ガ丘町の奥州宇宙遊学館(中東(なかひがし)重雄館長)は8日、開館から11年8カ月で来館者が20万人に達した。本年度は「ブラックホール」人気を受けて年間入館者が初めて2万人を突破。科学に親しむ場としてさらなる浸透を誓う。

 節目の入場者は同市水沢の池田崇大(たかひろ)君(常盤小2年)。遊学館を指定管理するNPO法人イーハトーブ宇宙実践センター(同市)の大江昌嗣理事長から記念の入館証を手渡され「国際リニアコライダー(ILC)の展示物が好き。はやぶさ2の小惑星りゅうぐうの研究成果を知るのが楽しみ」と目を輝かせた。母の稔恵(としえ)さん(45)も「子どもが宇宙に興味を持ったことをきっかけに何度も一緒に来ている」と息子の笑顔を喜んだ。

 同館は旧緯度観測所本館を改修して2008年4月にオープン。来館者数は年々伸び、今年4月~11月は前年同期比約1・3倍の約2万807人。隣接する国立天文台水沢VLBI観測所(本間希樹所長)が関わる史上初のブラックホール撮影成功の話題もあり、伸びた。立体映像を楽しめる4次元デジタル宇宙シアターやサイエンスカフェが好評だ。大江理事長は「科学を勉強したいという子どもや、より深く知りたいという大人の声に応え、よりよい施設に育てていきたい」と意欲を語った。

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