「雪の回廊」早期開通へ、桜開花シーズンに合わせ

鳥海ブルーラインの「雪の回廊」=4月26日、にかほ市象潟町
 秋田県にかほ市観光協会は4日、同市象潟町と山形県遊佐町を結ぶ観光道路「鳥海ブルーライン」のうち秋田県側が、来年は例年より2週間ほど早い4月17日に開通すると発表した。桜の開花シーズンに合わせることで、ブルーラインの「雪の回廊」と一緒に、勢至公園をはじめとする市内の桜を楽しんでもらうのが狙い。

 市観光協会が市を通じて県に働きかけた。県が管理する本県側だけを来年は試験的に除雪して通行できるようにし、県境付近にある鳥海山5合目の鉾立ビジターセンターでUターンする。山形県側は例年通り4月下旬に開通する予定。今年の開通は4月26日だった。

 県由利地域振興局によると、本県側の除雪は例年、4月中旬ごろには鉾立ビジターセンター付近まで進んでいるため、作業を前倒ししなくても開通を早めることは可能だという。

 にかほ市では例年、4月10日過ぎに桜が開花し、20日前後に満開となるため、雪の回廊と一緒に満開の桜を楽しむことはできなかった。そこで、観光客が両方を回れるようにしようと、開通時期を早めることにした。桜と雪が同時に楽しめることをPRして海外からの誘客を図るほか、滞在時間を延ばして食事や買い物などの消費を増やしてもらう狙いもある。

 市観光協会は今後、台湾の旅行業者へ売り込みや、会員制交流サイト(SNS)による情報発信を行う。同協会の佐藤克之事務局長は「季節感の異なる雪と桜を同じ地域で見られるのは、市にとって大きな魅力になるのではないか」と話した。

にかほ市

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