
秋田県漁業協同組合船川支所による沖合ハタハタの直売会と、男鹿市商工会主催のハタハタフェアが23日、同市船川港船川の市複合観光施設「オガーレ」(道の駅おが)で開かれた。朝から大勢の人が訪れ、ハタハタを箱単位で買い求めたり振る舞われた鍋を味わったりした。
直売会は底引き網漁のピークに合わせて同支所が3年前から実施している。この日は雌雄交じりで1箱(3キロ)を大型4500円、中型3500円で販売。早い人は午前7時ごろから並び、販売開始の同9時半には長い行列ができた。用意した500箱は1時間ほどで完売した。
同支所によると、今季の底引き網漁は9月中旬に始まり、今月上旬までは昨年以上の水揚げ量だった。今月中旬から悪天候で出漁できない日が続き、直売会に用意できた量は予定より少ないという。
夫婦で訪れて6箱を買い求めた米谷正子さん(72)=秋田市=は「毎年ハタハタずしを漬けているので、今年も確保できて良かった」と笑顔を見せた。
フェアは市商工会が制定した「ハタハタの日」(12月6日)に先立って開催。男鹿しょっつる焼きそばが通常より安く販売されたほか、ハタハタをたっぷり入れた鍋が300食限定で振る舞われた。訪れた人たちは「ブリコも入っている」などと言いながら、みそ仕立ての鍋を味わっていた。
ハタハタの日は、県内で季節ハタハタの初漁となることが多い日として2008年に制定。市商工会では毎年、神事やPRイベントを行っている。市商工会観光サービス部会の伊藤智弘部会長は「ハタハタを生かしてもっと観光客を呼べるよう積極的に取り組んでいきたい」と話した。
直売会は底引き網漁のピークに合わせて同支所が3年前から実施している。この日は雌雄交じりで1箱(3キロ)を大型4500円、中型3500円で販売。早い人は午前7時ごろから並び、販売開始の同9時半には長い行列ができた。用意した500箱は1時間ほどで完売した。
同支所によると、今季の底引き網漁は9月中旬に始まり、今月上旬までは昨年以上の水揚げ量だった。今月中旬から悪天候で出漁できない日が続き、直売会に用意できた量は予定より少ないという。
夫婦で訪れて6箱を買い求めた米谷正子さん(72)=秋田市=は「毎年ハタハタずしを漬けているので、今年も確保できて良かった」と笑顔を見せた。
フェアは市商工会が制定した「ハタハタの日」(12月6日)に先立って開催。男鹿しょっつる焼きそばが通常より安く販売されたほか、ハタハタをたっぷり入れた鍋が300食限定で振る舞われた。訪れた人たちは「ブリコも入っている」などと言いながら、みそ仕立ての鍋を味わっていた。
ハタハタの日は、県内で季節ハタハタの初漁となることが多い日として2008年に制定。市商工会では毎年、神事やPRイベントを行っている。市商工会観光サービス部会の伊藤智弘部会長は「ハタハタを生かしてもっと観光客を呼べるよう積極的に取り組んでいきたい」と話した。