特産品コンテスト、本県の2点入賞 県勢、6年連続

マルイシ食品の「いぶりたけのこハーフ」
 全国商工会連合会主催の「2019年度むらおこし特産品コンテスト」で、秋田県北秋田市綴子のマルイシ食品が製造販売する「いぶりたけのこハーフ」と、鹿角市十和田のアートフォルムの「ひねり髪すき中杢(なかもく)」が審査員特別賞に選ばれた。本県からの入賞は6年連続。

 「いぶりたけのこ」は04年に商品化。タケノコの歯触りの良い食感を残すため、水分が30%抜けるまで丁寧に焼いている。焼き色が食欲をそそる。焼いた後に比内地鶏のスープに2日間漬け、味を染み込ませている。内容量は約200グラム。県内各地の道の駅や土産品店で販売している。オープン価格。

 山菜瓶・缶詰加工業のマルイシ食品は8種類の商品を取り扱っている。石井正司社長(71)は「受賞を機に販路をさらに拡大し、秋田のいぶり文化を広めていきたい」と話した。

 「ひねり髪すき」は、折れずに長く使えるくしがほしいとの声を受け、09年に商品化された。長さ13センチ、幅5センチ。使用する木材は、成長が遅いために繊維が緻密で堅いオノオレカンバ。頭の形にフィットするよう削り出し、緩やかな曲線を持つモダンなデザインに仕上げた。税込み3万3千円。道の駅おおゆなどで購入できる。

 木製品工房のアートフォルムは約50種類の商品を取りそろえている。橋野浩行社長(57)は「ひねり髪すきは髪をとかしながら頭皮のマッサージもできる。今後は、さらに創造性豊かなものを作っていきたい」と語った。

 同コンテストは地域資源を生かした特産品の普及や販路拡大を支援するため1988年度から実施。32回目の今回は全国から79点の応募があった。有識者が審査し、本県の2点を含む計13点が入賞した。

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