こだわり満載、丸子川産サケのおつまみ 大仙・池田珍味店

おつまみを開発した池田さん
 秋田県大仙市大曲栄町の「池田珍味店」が、市中心部の丸子川で取れたサケを使ったおつまみ「ふるさとの川にサケ遡上(そじょう)中」の販売を始めた。代表の池田有司さん(51)は「従来のサケとばとは異なる味や食感を楽しめるよう、こだわった」と話す。

 しょうゆやこうじで漬け込んだサケを乾燥させてスライスした商品で、食品添加物や保存料は使用していない。しっとりとした食感やのみ込むまで持続するうま味、ほのかなサケの香りが特徴で、辛口の日本酒に合わせて楽しむことができるという。

 「川魚特有の臭みを消し、食べやすいやわらかさになるよう試作を繰り返した」と池田さん。昨年6月ごろから構想を練り、1年以上かけて完成させた。下処理や味付けで試行錯誤を重ねたほか、程よいやわらかさにするためにスライス方法を検討。手作業で厚さ1ミリ以下に削り、幅広い世代が食べやすいようにした。

 大仙市では1890年代後半から、花館地区を流れる玉川でふ化放流事業が120年以上続けられてきた。2017年からは採卵量の安定確保を目的に、丸子川でも漁を開始。雄物川鮭(さけ)増殖漁業生産組合などが中心となり、今年も先月、サケの捕獲装置「ウライ」を使った漁が始まった。

 池田さんは「身近な魚でありながら、ふ化放流事業の歴史や、どんな形で食卓に届くかをイメージできている人は少ないのではないか。気軽に食べられるおつまみが、サケに関心を持つきっかけになればうれしい」と語った。

 商品は同店でのみ販売。10グラム入りの小袋3パックで、価格は550円(税別)。問い合わせは池田珍味店TEL0187・62・1331

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