多彩な「かやき」食べ比べ 秋田市、29日まで「祭り」

かやきを味わう来場者
 野菜や肉、魚介類などを煮込んだ鍋料理「かやき」を楽しむイベント「秋田かやき祭り」が28日、JR秋田駅前のアゴラ広場や大屋根下で始まった。市内14の飲食店が、味付けや具材の異なるかやき鍋を販売。多くの家族連れらが食べ比べを楽しみながら、うま味たっぷりの鍋料理を味わった。29日まで。

 各店がみそやしょうゆ、しょっつるをベースにしたかやきを1品用意。男鹿市産フグ入りの「しょっつる卵とじふぐかやき」や、鹿角市名物のホルモンを使った「花輪ホルモンかやき」といった県産食材や名物を前面に出した鍋も見られた。

 かやきはいずれも1杯500円(税込み)で提供。来場者は複数のかやきを購入したり、家族で分け合ったりして、多彩な味わいのかやきを食べ比べていた。地酒を提供するコーナーもあり、ほろ酔いで食事を楽しむ人もいた。

 会合のため来県した東京都江戸川区の会社役員石田健さん(82)は「きりたんぽ以外にも、おいしい鍋料理が秋田にあるとは知らなかった。地酒も味わえて満足だ」と話した。

 今年は県味噌醤油(みそしょうゆ)工業協同組合(秋田市)の協力により、各店は組合員の県内醸造元が造ったみそなどを使って調理。ブースには醸造元や商品をPRするボードも掲げられた。

 かやき祭りは、市内の飲食店などでつくる秋田かやき協議会の主催。かやきの文化を残し、発展させようと2014年から毎年開いており、6回目。

 協議会事務局の秋田商工会議所の担当者は「鍋がおいしい季節の始まりに、それぞれの店の自慢の味を楽しんでほしい」と話した。

 29日は午前11時~午後4時。11時からは、秋田牛を大鍋で煮込んだかやきを500食限定で無料で振る舞う。

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