全国太鼓フェス 10月開催見送り 陸前高田・年度内実施目指す

30周年記念大会となった昨年の全国太鼓フェスティバル
 昨年30周年を迎えた陸前高田市の全国太鼓フェスティバル(同実行委主催)は、予定していた10月20日の開催見送りが決まった。運営するための人手や資金不足などが理由。関係者は体制や内容を見直し、年度内に新たな形でのフェス開催を目指す。

 25日夜に同市高田町の市役所で開かれた、有志による同実行委準備会の会合で報告した。開催見送りの理由は▽収益の減少に伴う資金繰りの悪化▽実行委員減少による一部団体への負担増-など。その上で、実行委の体制を一新して規模を縮小し、年度内の開催を目指す方向性を確認した。

 会合には実行委に加わってきた地元の太鼓グループ氷上共鳴会や、市内のNPO法人などの6人が出席。経費の削減方法やイベントの内容について意見交換した。同会の鈴木武幸会長は「従来のやり方にとらわれていては続かない。30年の歴史を糧に、市民や若い人の意見を取り入れたい」と話す。

 太鼓フェスは気仙町けんか七夕太鼓を活用した地域おこしを目指して1989年に開始。全国の太鼓団体が集結するイベントとして最盛期には3千人以上が来場したが、東日本大震災以降は集客が落ち込んでいた。

 次回会合は10月中旬までに開催し、日時や会場などを決める予定。

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