大曲の花火 準備万全、あとは天気

「大曲の花火」当日に屋上席を設けるグランドパレス川端。打ち上げ会場が見渡せる
 31日に全国花火競技大会(大曲の花火)が開かれる大仙市大曲地域では、商店や飲食店が県内外からの来場者を迎えようと、詰めの準備を進めている。当日は数十万人規模の来場が見込まれる。

 打ち上げ会場となる雄物川河川敷の東1キロ余りにある結婚式場・グランドパレス川端は大会当日の夕方、屋上に約400のテラス席を設ける。食事と花火観賞を楽しもうと、例年各地のリピーターから予約が相次ぐ。

 同店は1948年に割烹(かっぽう)として創業。雄物川は60年代末に水害対策で流れが直線化されるまで店のすぐ裏手を流れ、打ち上げ会場も間近にあった。社長の斎藤浩英さん(55)は「当時から店の裏庭にやぐらを組み、花火の見物席を設けていた。主に地元の名士が集まっていたようです」と振り返る。

 78年に改築し、屋上で花火を楽しむ現在のスタイルになった。大曲の花火も全国的に知名度を上げて現在に至っている。「幼い頃から、花火の日は特別な一日。お客さんに『また大曲に来たい』と思ってもらえるよう臨みたい」と話した。

 大曲浜町にある「カネトク酒市場」では酒類に加え、花火のTシャツやパンフレット、火薬を模した豆菓子などオリジナル商品を多数準備した。店内のレイアウトを変更し、花火関連商品のコーナーを設けて本番に臨む。

 当日は大会会場などに複数の出店を設ける。花火研究家として知られる社長の小西亨一郎さん(59)は地元FM局で大会中継の解説者も務めるなど、さまざまな面で忙しさがピークを迎える。

 早朝から夜まで作業や打ち合わせに追われ、好天を祈りつつ天気予報をチェック。「多くの来場者に喜んでもらうためにも、事前の準備に万全を期したい」と話した。

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