
秋田県仙北市角館町に今月、秋田犬と過ごすことができる民泊「縁 Enishi」がオープンした。クルーズ船など旅行関連のコンサルティングを手掛ける吉見梓さん(43)=同市角館町=が、知人から空き家となっていた古民家を借りてリノベーションした。愛犬の秋田犬2匹と触れ合ったり、散歩したりすることができ、「あなただけのハチ公物語」をコンセプトに掲げている。
古民家は武家屋敷通りの角館樺(かば)細工伝承館近くにあり、1958年築の木造2階建て(延べ床面積257平方メートル)。1階に共有スペースのリビングダイニングや和室など、2階には和室2室、洋室2室がある。「営業部長」を務める秋田犬の「すーちゃん」(雄、1歳11カ月)と「ふじこ」(雌、9カ月)が出迎えてくれ、室内の至る所に秋田犬の縫いぐるみや写真、関連書籍が置かれている。
吉見さんは滋賀県高島市出身。10~20代に旅行会社の添乗員として世界中を回ったほか、ホテルの支配人を務めた経験もあり、いつか自分でも宿泊施設を経営したいと考えていた。昨年夏に古民家を所有する知人に誘われて現地を訪れ、角館の町や武家屋敷通りの雰囲気を含めて一目ぼれ。すぐに古民家を借りて民泊を始めることを決めた。
古民家の趣を生かした建物にしようと、今春から改装に着手。今年6月には仙台市から仙北市に移住し、今月18日のオープンにこぎ着けた。インスタグラムやツイッターなどでPRしており、既に欧米や東南アジア、国内から約50件の予約が入っているという。
クルーズ船や台湾からの定期チャーター便のコンサルタントを請け負うフリーランスの吉見さんは、繁忙期以外を角館で過ごし、上限である年間180日をめどに民泊を営む方針。建物には店舗跡地のスペースもあり、喫茶店など地元の住民らが気軽に集まれる場の整備も検討している。
吉見さんは「秋田犬を飼ってからいい出会いばかりに恵まれている。そんな縁が生まれる拠点となり、一人でも角館を訪れる観光客が増えるようにしたい」と話した。
民泊は素泊まりで1泊1人4500円(金、土、祝前日などは同5千円)。飼い犬も1匹千円で宿泊でき、室内に専用スペースを設けてある。食事の提供はしない。問い合わせや予約は縁TEL090・9951・8511
古民家は武家屋敷通りの角館樺(かば)細工伝承館近くにあり、1958年築の木造2階建て(延べ床面積257平方メートル)。1階に共有スペースのリビングダイニングや和室など、2階には和室2室、洋室2室がある。「営業部長」を務める秋田犬の「すーちゃん」(雄、1歳11カ月)と「ふじこ」(雌、9カ月)が出迎えてくれ、室内の至る所に秋田犬の縫いぐるみや写真、関連書籍が置かれている。
吉見さんは滋賀県高島市出身。10~20代に旅行会社の添乗員として世界中を回ったほか、ホテルの支配人を務めた経験もあり、いつか自分でも宿泊施設を経営したいと考えていた。昨年夏に古民家を所有する知人に誘われて現地を訪れ、角館の町や武家屋敷通りの雰囲気を含めて一目ぼれ。すぐに古民家を借りて民泊を始めることを決めた。
古民家の趣を生かした建物にしようと、今春から改装に着手。今年6月には仙台市から仙北市に移住し、今月18日のオープンにこぎ着けた。インスタグラムやツイッターなどでPRしており、既に欧米や東南アジア、国内から約50件の予約が入っているという。
クルーズ船や台湾からの定期チャーター便のコンサルタントを請け負うフリーランスの吉見さんは、繁忙期以外を角館で過ごし、上限である年間180日をめどに民泊を営む方針。建物には店舗跡地のスペースもあり、喫茶店など地元の住民らが気軽に集まれる場の整備も検討している。
吉見さんは「秋田犬を飼ってからいい出会いばかりに恵まれている。そんな縁が生まれる拠点となり、一人でも角館を訪れる観光客が増えるようにしたい」と話した。
民泊は素泊まりで1泊1人4500円(金、土、祝前日などは同5千円)。飼い犬も1匹千円で宿泊でき、室内に専用スペースを設けてある。食事の提供はしない。問い合わせや予約は縁TEL090・9951・8511