
秋田県大館市比内町の中心部で毎年夏に開かれる「ひない商人(あきんど)祭り」が、15回目の今年を最後に幕を閉じる。歩行者天国や餅まきなどが好評を博してきたが、商店街のにぎわい創出などに一定の役割を果たしたとして、主催者が終止符を打つことを決めた。今年の祭りは28日。主催の扇田大通り会の石垣伸会長(47)は「例年以上に多彩なイベントを用意した。楽しかったと言ってもらえる祭りにしたい」としている。
主催は扇田地区の商店主らで構成する扇田大通り会と大館北秋商工会。ファイナルと銘打つ今年は正午~午後6時、歩行者天国にした大通りの県道約300メートルを会場に開催する。扇田小学校スクールバンドの演奏や恒例の餅まき、ご当地ヒーローのコウライザーショーなどが行われる。焼きそばやカフェ、焼き鳥などの屋台村も開かれる。
祭りは2005年、前年まで開かれていた比内夕市と、商工会青年部による新企画・商人まつりを組み合わせてスタート。商店街の大通りを初めて通行止めにし、盛り上がりを見せた。商工会青年部として初回の開催に携わった米澤正貴さん(48)は「無我夢中で始めた。初回は町内外から3千~4千人が訪れてにぎわった。なくなるのは寂しい」と話した。
昨年も地元を中心に約1500人が来場。しかし扇田大通り会メンバーは今春、「所期の目的だったにぎわいづくりには一定の役割を果たした」として、15回の節目で祭りを終えることにした。石垣会長は「平成から令和への変わり目でもあり、区切りを付けることにした。今後は別の形でイベント開催を考えたい」と話した。
当日の主なスケジュールは次の通り。
▽スクールバンド演奏(午後0時5分)▽餅まき(0時半)▽鳳翔華演舞(2時)▽県警音楽隊演奏(2時半)▽ダックスムーンライブ(3時)▽餅まき(4時)▽コウライザーショー(4時15分)▽秋野紗良ライブ(5時)
主催は扇田地区の商店主らで構成する扇田大通り会と大館北秋商工会。ファイナルと銘打つ今年は正午~午後6時、歩行者天国にした大通りの県道約300メートルを会場に開催する。扇田小学校スクールバンドの演奏や恒例の餅まき、ご当地ヒーローのコウライザーショーなどが行われる。焼きそばやカフェ、焼き鳥などの屋台村も開かれる。
祭りは2005年、前年まで開かれていた比内夕市と、商工会青年部による新企画・商人まつりを組み合わせてスタート。商店街の大通りを初めて通行止めにし、盛り上がりを見せた。商工会青年部として初回の開催に携わった米澤正貴さん(48)は「無我夢中で始めた。初回は町内外から3千~4千人が訪れてにぎわった。なくなるのは寂しい」と話した。
昨年も地元を中心に約1500人が来場。しかし扇田大通り会メンバーは今春、「所期の目的だったにぎわいづくりには一定の役割を果たした」として、15回の節目で祭りを終えることにした。石垣会長は「平成から令和への変わり目でもあり、区切りを付けることにした。今後は別の形でイベント開催を考えたい」と話した。
当日の主なスケジュールは次の通り。
▽スクールバンド演奏(午後0時5分)▽餅まき(0時半)▽鳳翔華演舞(2時)▽県警音楽隊演奏(2時半)▽ダックスムーンライブ(3時)▽餅まき(4時)▽コウライザーショー(4時15分)▽秋野紗良ライブ(5時)