全国でも数カ所、しょうゆ醸造を体験 「石孫本店」を整備へ

発酵ツーリズムの拠点施設として整備が計画されている石孫本店
 あきた発酵ツーリズム推進協議会(会長・熊谷嘉隆国際教養大教授)の2019年度第1回会合が18日、秋田県湯沢市の県雄勝振興局で開かれた。事務局を務める県観光文化スポーツ部が本年度事業について説明し、同ツーリズム拠点施設整備事業として、同市岩崎のみそしょうゆ醸造元「石孫本店」(石川裕子社長)など県内3社を対象に計画を進めていることを明らかにした。

 岩崎地区では昨年度、同業の「高茂」が同事業によりギャラリーなどを整備。拠点施設が複数存在する発酵ツーリズムのモデル地区として注目を集めそうだ。

 同事業は、国の交付金(補助率2分の1、上限2500万円)による1件と、県単独の補助金(同、上限200万円)による2件があり、石孫本店は国の交付金による事業。見学コースやしょうゆなどの醸造体験コーナー、地元食材を使った軽食スペースを設ける計画だ。順調に進めば、秋に着工し来春にもオープンする。

 石川社長(70)は「しょうゆの醸造体験ができる場所は全国でも数カ所で、うちでできればと考えていた。岩崎に発酵に関する施設がそろえば、発酵食品の魅力などをさらに発信していけるのではないか」と話している。

 この日は会合を前に、岩崎地区の視察も実施。旅行代理店などで構成する協議会の委員ら約30人が、昨年度の県単独補助事業により整備した高茂や、近隣の神社、石孫本店、発酵食品を提供する古民家カフェを巡った。県観光文化スポーツ部の担当者は「狭い範囲に醸造に関する施設がそろうのは、県内では珍しい。相乗効果で来訪者が増えることを期待している。モデル地域として他市町村の参考になればいい」と話している。

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