「赤や黄に染まるブナ」が鮮やか!世界遺産・白神山地の紅葉が見頃、釣瓶落峠はあと数日

鮮やかに木々が色づいた釣瓶落峠
 世界自然遺産・白神山地の周辺で紅葉が見頃を迎えている。木々の葉が鮮やかに色づき、訪れた人の目を楽しませている。

 秋田県と青森県の県境にある藤里町の「釣瓶落(つるべおとし)峠」は切り立った山肌に黄や赤に染まったブナ、カエデなどが映える人気スポット。青空が広がった30日は多くの人が訪れた。

 三種町森岳の伊藤直保美さん(56)は野鳥撮影で友人と毎年訪れるといい、「鳥の背景に紅葉が入ると写真の色合いが良くなる。ここで出合った人たちと紅葉を眺めながら交流するのも楽しい」と話した。

 岳岱自然観察教育林では、黄色に色づくブナの「黄葉」が見頃。林内の遊歩道には雪が積もった場所もあり、訪れたツアー客らは慎重に歩を進めていた。

 白神山地ふじさと観光協会によると、紅葉は釣瓶落峠があと数日、岳岱は1週間ほど楽しめそうだという。周辺のアクセス道である県道西目屋二ツ井線の真名子第1ゲートは、来月12日午後4時まで通行可能。

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