
化粧品メーカーのアルビオン(東京)が秋田県藤里町粕毛の醸造施設「白神ヴィンヤード&ワイナリー」で生産した「白神山地ワイン2023」が15日、発売された。例年よりも酸味が落ち着き、柔らかで香り豊かに仕上がった。町内の酒販店などで購入できる。
白神山地ワインはヤマブドウと西洋由来のカベルネソーヴィニヨンを交配した品種「ヤマソーヴィニヨン」が原料。種から化粧品の原料となるグレープシードオイルを抽出し、皮や果肉を使ってワインを生産している。
醸造責任者の佐藤祐介さん(44)によると、23年はクマによる食害が多発した。原料となるブドウの収穫量が例年の半分の1トンほどに減り、出荷量は876本にとどまった。一方、完成度には自信がある。栓を開けるとすぐに香りが漂う出来で、冷やして飲んでもおいしいという。
同ワイナリーでの白神山地ワインの醸造は今年で4年目。クマの食害以外にも、冬場に「積雪で枝が折れるなど環境面での難しさはある」と語る佐藤さん。「年々対策を講じながらこの土地に合ったワイン造りを模索している。あまたあるワインから選んでもらえる1本にしたい」と力を込めた。
750ミリリットル入り2400円。町内の浅利酒店、桂田商店、観光物産施設「白神山地森のえき」、ホテルゆとりあ藤里で購入できる。
白神山地ワインはヤマブドウと西洋由来のカベルネソーヴィニヨンを交配した品種「ヤマソーヴィニヨン」が原料。種から化粧品の原料となるグレープシードオイルを抽出し、皮や果肉を使ってワインを生産している。
醸造責任者の佐藤祐介さん(44)によると、23年はクマによる食害が多発した。原料となるブドウの収穫量が例年の半分の1トンほどに減り、出荷量は876本にとどまった。一方、完成度には自信がある。栓を開けるとすぐに香りが漂う出来で、冷やして飲んでもおいしいという。
同ワイナリーでの白神山地ワインの醸造は今年で4年目。クマの食害以外にも、冬場に「積雪で枝が折れるなど環境面での難しさはある」と語る佐藤さん。「年々対策を講じながらこの土地に合ったワイン造りを模索している。あまたあるワインから選んでもらえる1本にしたい」と力を込めた。
750ミリリットル入り2400円。町内の浅利酒店、桂田商店、観光物産施設「白神山地森のえき」、ホテルゆとりあ藤里で購入できる。