一関市千厩町奥玉の熊谷和郎さん（７３）は、同市東山町の幽玄洞チケット売り場棟などで、木彫り作品の居酒屋風作品展を６日まで開いている。

　大工を引退後、９年ほど前から趣味で木彫りに取り組んでいる熊谷さん。「見たものは何でもすぐに作りたくなる」と、身の回りのさまざまなものをモチーフに制作しているが、今回はイカ焼きやカツオの刺し身など居酒屋の定番メニューを模した作品約５０点を集めた。

　妻の洋子さん（７２）がスーパーで調達した食材をモチーフに作り始めたものの、途中で食べてしまい、何度も買い直してもらって完成させたという。

　午前９時～午後５時。無料。