最後の萩荘野焼き見に来て 半世紀休まず開催、一関で7・8日

萩荘野焼まつりのチラシ
 岩手県一関市萩荘の尾花が森公園で7、8の両日、最後の萩荘野焼まつり(実行委主催)が開かれる。約半世紀の間燃やし続けてきた炎を多くの人に見届けてほしいと、関係者が来場を呼びかける。

 祭りの始まりは1978年。同市藤沢町の藤沢野焼祭に感銘を受けた4人の市民を中心に協力の輪を広げ、一度も休むことなく毎年100~150点の作品を焼き上げてきた。しかし、実行委員の高齢化と後継者不足で、今年を最後に幕を閉じることになった。

 7日は午後4時から開会式を始め、100人でたいまつを持って火入れをする。8日は午前10時半から審査発表と表彰式を行う。来場者には数量限定で手作りのペンダントをプレゼントする。雨天の場合は14、15日に延期する。

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