入り口に車の長い列 一関市の「道の駅だいとう」待望オープン

駐車場入り口には車の長い列ができた

 一関市が同市大東町渋民に建設した「道の駅だいとう」が17日昼にオープンし、待ちわびた大勢の買い物客らでにぎわった。
 午前10時から現地でオープニングセレモニーを行い、菅原豊一駅長が「産直ふるさと大東を経営してきた経験を生かして皆さんの期待に応え、より良い道の駅にしていきたい」とあいさつ。関係者がテープカットし、施設内を見学した。
 愛称は「室蓬譲水(しっぽうじょうすい)の里」で、2021年に開通した国道343号渋民バイパス沿いに位置する。建物は地域振興施設約860平方メートルと道路休憩施設約240平方メートルでともに平屋。敷地面積は約1ヘクタール。
物販スペースには、特産品の原木しいたけやリンゴ、加工品などが並ぶ

 産直・物販施設やレストラン、軽食コーナー、情報提供交流スペース、集会室、キッズスペース、イベント広場、オープンテラスなどのほか、非常用電源や備蓄倉庫も備え、災害時には防災拠点となる。
 地域振興施設は午前9時~午後7時、トイレなどの道路休憩施設は24時間利用可能。19日にはオープン記念イベントを行う。
 同市の道の駅は「厳美渓」「かわさき」「むろね」に続き4カ所目。花巻、宮古両市と並び県内最多となる。
 市は昨秋の開業を目指していたが、部材の調達ミスなどで半年遅れた。

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