八幡平、滝沢、雫石の3市町にまたがる岩手山(2038メートル)は1日、山開きする。記者は30日、2014年の御嶽山(長野、岐阜県)噴火を教訓に登山道に設置された位置情報送信システムを体験しながら、一足早く登山に挑戦した。

(文、報道部・大橋秀喜、写真、同・石森明洋)

 午前9時ごろ、県山岳・スポーツクライミング協会の小野寺修事務局長(64)に同行し、滝沢市の馬返し登山口をスタート。登山口や1合目、2合目などの道標に位置情報とコメントを家族らに送信できる2次元コードが設置されており、各地点で送信した。

 激しい風雨で折れそうになる心をタニウツギやオオヤマオダマキなどの高山植物に癒やされながら、同11時ごろ3合目に到着。岩場で苦しくなったが、道標を見つけるたびに達成感が湧いた。5合目からは溶岩が目立ち、岩手山が活火山である事実を再認識した。

登山道にある2次元コードを読み込む記者
 約4時間半かけて8合目避難小屋に到着。夜も暴風が続く中、御来光を賜れるよう夢見て眠りに着いた。

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