盛岡市上田の岩手県立博物館(県博、高橋広至(ひろゆき)館長)は8日から、旧石器時代のバイソンの頭骨化石を公開する。1955年に一関市花泉町の花泉(金森)遺跡で発掘され「ハナイズミモリウシ」と命名された、国内唯一の貴重な標本。長年保管していた発掘者の子孫から寄贈され、今後研究などに役立てられる。
頭骨化石は2本の角があり、横の長さは58センチ。元花泉村長で、当時花泉公民館長だった故佐々木盛輔(もりすけ)さんが中心となった調査で発掘された。同遺跡からは他にもバイソンの骨が多数出土。県博が所蔵するハナイズミモリウシ全身骨格標本(複製)の基となった。
公開は夏ごろまでを予定する。問い合わせは県博(019・661・2831)へ。
頭骨化石は2本の角があり、横の長さは58センチ。元花泉村長で、当時花泉公民館長だった故佐々木盛輔(もりすけ)さんが中心となった調査で発掘された。同遺跡からは他にもバイソンの骨が多数出土。県博が所蔵するハナイズミモリウシ全身骨格標本(複製)の基となった。
公開は夏ごろまでを予定する。問い合わせは県博(019・661・2831)へ。