青森県三戸町の国道4号バイパス沿い、同町川守田にある公衆浴場「こま温泉浴場」(大久保礼子店長)が10日から営業を再開した。サウナ設備を韓国から輸入して充実させ、ボイラー燃料を重油からガスに変更するなどし、運営体制を変えてオープンした。同地域には貴重な温浴施設とあって、県南各所や岩手県北などからも幅広く客が訪れており、バイパス沿いににぎわいが戻っている。
同施設は町で唯一の公衆浴場だったが、原油高や電気料高騰などによる経費増で前経営者が一昨年6月に撤退。今回、新たなオーナーを迎え、名称をそのまま利用し再開した。昨年末には保健所の営業許可などをクリアしていたが、開業準備や人手確保の問題もあり再開がずれ込んでいた。
男性、女性浴室それぞれに二つあった大きな浴槽のうち1カ所をサウナ設備とし、通常料金の480円で利用可能とした。元々サウナ設備だった場所は別料金で、フィンランドに伝わるサウナ風呂の入浴法の一つ「ロウリュ」のサービスなど、東京などから熱波師を招いてイベント的に行う構想もあり、設備が整い次第、開始予定。関係者は「地域のために再開した。多くの人に喜ばれ、遠くからも来ていただいている」と話した。
営業時間は当面午前8時~午後10時で、人手が確保できれば早朝営業も検討するとし、従業員を募集している。貸し切り料金は要相談。問い合わせはこま温泉浴場(電話0179-23-0422)へ。
同施設は町で唯一の公衆浴場だったが、原油高や電気料高騰などによる経費増で前経営者が一昨年6月に撤退。今回、新たなオーナーを迎え、名称をそのまま利用し再開した。昨年末には保健所の営業許可などをクリアしていたが、開業準備や人手確保の問題もあり再開がずれ込んでいた。
男性、女性浴室それぞれに二つあった大きな浴槽のうち1カ所をサウナ設備とし、通常料金の480円で利用可能とした。元々サウナ設備だった場所は別料金で、フィンランドに伝わるサウナ風呂の入浴法の一つ「ロウリュ」のサービスなど、東京などから熱波師を招いてイベント的に行う構想もあり、設備が整い次第、開始予定。関係者は「地域のために再開した。多くの人に喜ばれ、遠くからも来ていただいている」と話した。
営業時間は当面午前8時~午後10時で、人手が確保できれば早朝営業も検討するとし、従業員を募集している。貸し切り料金は要相談。問い合わせはこま温泉浴場(電話0179-23-0422)へ。