「大食い女王」菅原初代さんが残した美術文庫 盛岡で遺品公開

菅原初代さんが残した「はつよ文庫」の本を開き、思い出を語り合う彩画堂の伊山小枝子代表(左)ら。27日、お披露目を兼ねた鑑賞会を開く=盛岡市材木町
 「大食い女王」から、美術を愛する全ての人へ-。盛岡市材木町の画材店・彩画(さいが)堂(伊山小枝子代表)は、昨年亡くなった同市の菅原初代(はつよ)さん所有の美術関連本コーナー「はつよ文庫」を店内の一角に設けた。菅原さんはテレビの大食い番組で活躍する傍ら、美術品のコレクターとしても知られた。遺品の図録や画集の端々には、美術と真摯(しんし)に向き合った熟読の跡が残る。27日、文庫のお披露目を兼ねた鑑賞会を開く。

 鑑賞会は27日午後1時半から、飯坂さんをナビゲーターに開く。伊山代表は「多くの人に文庫を見てもらう機会を、さらに考えていきたい」とアイデアを巡らせる。

 問い合わせは彩画堂(019・622・7249)へ。

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