花巻温泉郷魅力向上へ改修進む 本格サウナや庭園の露天風呂化

鉛温泉藤三旅館が整備を進めるフィンランド式サウナ
 花巻市内の温泉宿泊施設は、魅力や付加価値を高めるための改修工事を進めている。観光庁の補助事業に、花巻温泉郷の地域計画が2年連続で採択され、各事業者は本格的なサウナの設置、庭園の露天風呂化など「観光誘客の目玉」づくりに取り組む。2024年中に工事を完了させ、同温泉郷を中心としたにぎわい創出を図る。

 同事業を活用し、9事業者13施設が改修を予定する。鉛温泉藤三旅館(藤井祥瑞代表取締役)は、大浴場にフィンランド式サウナと外気浴スペースを増設。深さ1・25メートルの立ち水風呂も設ける。サウナの内装は、鉛温泉が登場する宮沢賢治の作品「なめとこ山の熊」をモチーフにし、サウナヒーターの湯気を「銀河鉄道」の蒸気に見立てる。

 花巻温泉(安藤昭社長)は各施設の客室改修などを進め、ロビーやホールのじゅうたん張り替えも行う。ホテル花巻は、1階ロビーの庭園を露天風呂に改修。来年秋の完成を目指す。他にも「洞窟サウナ」や客室に地元作家のブックコーナー設置など、各事業者が工夫を凝らしている。

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