「伊手蘇民祭」の記憶、後世に 40年以上撮影の男性、奥州で写真展

高橋貞勝さんがこだわり抜いた作品が並ぶ伊手熊野神社蘇民祭の写真展
 岩手県奥州市江刺の高橋貞勝さん(79)は同市水沢のめんこい美術館で、400年以上の歴史があるとされる同市の伊手熊野神社蘇民祭の写真展を開いている。40年以上撮り続けてきたが運営する保存会が解散し、継続が困難に。「支えてきた皆さんへの感謝」を込めた自慢の作品が並ぶ。

 「ああ伊手蘇民祭」と題し、1970年代後半から2020年に撮影した108点を展示。丸太を積み上げた登りの上で声をかけ合う名物の火たき登りや、蘇民袋を奪い合う男衆の様子など熱気が伝わる迫力の作品ばかりだ。

 4日までで午前9時~午後5時(最終日は同3時)。入場無料。

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