盛岡の特産使った総菜やスイーツ 学生が考案、12月に限定販売

㊧めんこい満福手箱、㊨陽だまりりんごパイ
 盛岡市特産の豚肉とリンゴを食材に、同市のMCL菜園調理師専門学校(工藤昌雄校長、学生54人)の学生がレシピを考えた総菜とスイーツが12月2、3の両日、盛岡駅ビルフェザンで開かれるイベントで限定販売される。

 商品はもりおかあじわい林檎(りんご)ポークを使った肉巻きやメンチカツなどが入った「めんこい満福(まんぷく)手箱」(800円)と、盛岡りんごのコンポートをドーム状に飾り付けた「陽(ひ)だまりりんごパイ」(500円)。同校調理高度技術学科2年生32人による8チームがエントリーした、同市主催のシェフのたまごコンテストで共にグランプリに輝いた。

 学生たちは9月から試作を重ね、完成度を高めた。メンチカツは衣に南部せんべいを使うなど工夫し、チームリーダーの田沼夢叶(ゆめか)さん(19)は「地元産の食の魅力を伝えたい」と意気込み、パイを考えたチームのリーダー菊池悠菜さん(20)は「一から商品を考えるのが初めてで楽しかった」と振り返った。

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