ありがとう、瀬戸内寂聴さん 盛岡で3日から追悼展

「瀬戸内寂聴展」の内覧会。関係者が作家、僧侶として幅広く活動した寂聴さんの息吹に触れた=2日、盛岡市盛岡駅西通・市民文化ホール
 2021年11月に99歳で亡くなった瀬戸内寂聴さんの三回忌に合わせた「たくさんの愛をありがとう 追悼 瀬戸内寂聴展」は3日、盛岡市の市民文化ホール展示ホールで開幕する。2日は内覧会が開かれ、関係者約70人が作家、僧侶として人に寄り添い情熱的に生き抜いた寂聴さんの息吹を感じ、岩手県との縁を再確認した。

 参加者は膨大な著作や写真、貴重な映像などをじっくりと眺めた。3日午後2時からは同ホール大ホールで瀬尾さんが「寂聴先生との10年間」と題して講演する。

 市文化振興事業団、岩手日報社、IBC岩手放送の主催、盛岡信用金庫の特別協賛。来年1月8日まで。午前10時~午後5時(最終入場は同4時半)。月曜と年末年始休館(1月8日は開館)。一般1200円、小中高生800円。講演会のチケットは2千円。

 問い合わせは同ホール(019・621・5100)へ。

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