愛媛のじゃこ天、高知のお酒に秋田名物添えて 湯沢ロイヤルホテルで提供

 秋田県湯沢市の湯沢ロイヤルホテルは1日から、稲庭うどんなど秋田県の郷土料理と愛媛県のじゃこ天、高知県の日本酒を組み合わせた3種類のセットメニューを販売する。佐竹敬久知事の四国の料理をけなす発言を受け、実際のおいしさを分かってもらおうと企画した。

 用意したのは、レギュラーメニューの稲庭なめこうどん(1100円)に1枚40グラムのじゃこ天を2枚分添えたセット(1650円)のほか、いぶりがっこにじゃこ天2枚分を合わせたセット(600円)、この組み合わせに高知県産と市内産の日本酒が1杯ずつ付いて飲み比べができるセット(1100円)。じゃこ天は片面をあぶっており、しょうがじょうゆもつく。

 いずれも11月限定のメニューとし、その後は注文の入り具合をみて検討する。じゃこ天は松山市の製造業者、日本酒は高知市の酒蔵から仕入れた。

 「佐竹知事が発言した内容に、秋田県民が同意していると思ってほしくなかった」とホテル担当者。本県の名物と発言で名指しされた愛媛、高知両県の産品を組み合わせることを思い付いたという。「じゃこ天は魚のうま味、高知のお酒は切れを感じる。本県名物と一緒に楽しんでほしい」と話した。

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