JR北上線の無料開放は11月9~12日 乗車票、促進協が事前配布

 
 JR北上線の無料開放を計画している北上、西和賀、秋田県横手の沿線3市町などでつくる利用促進協議会(会長・内記和彦西和賀町長)は12日、11月9~12日に北上―横手駅間(61・1キロ)の全線で実施すると発表した。居住地を問わず、事前配布する「乗車票」を使用。通常ダイヤで2両編成に増やして運行する。JR各社の路線で初の取り組みとなり、魅力や必要性を改めて体感してもらい、存続に向けた利用促進につなげる。

 北上線は1924(大正13)年11月15日に横黒(おうこく)線として全線開通。無料開放のキャンペーンは、来年の100周年プレイベントとしても位置付けた。

 乗車票は26日~11月8日、3市町の駅や役場で2万枚程度を先着順で配布する。沿線15駅間の利用に限り、乗車日と区間を決め、乗車回数分を受け取る。北上―横手駅間を往復する場合は2枚必要だ。個人の枚数制限はない。

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