せいろと地酒で縁「蒸すび」 店名につながり大切にする思い込め

「食材本来のうまみを味わってほしい」と話す及川雄太さん
 素材本来のうまみを引き出し、料理がふっくらと仕上がるせいろ蒸し。盛岡市菜園に先月、開店したせいろ蒸しと地酒「蒸すび」(及川雄太代表)が静かな人気を呼んでいる。「蒸す」と「縁結び」をかけた店名には、客や生産者とのつながりを大切にしたいという思いが込められており、厳選した地酒と研究を重ねてたどり着いたレシピでもてなす。

 にぎやかな大通商店街近くの路地裏。飲食店が複数入るビルの地下1階に店がある。木製の正方形の看板と白いのれんが目印で、店に入ると開放的な厨房(ちゅうぼう)が目の前に広がり、ゆったりと落ち着いた雰囲気だ。

 おすすめは、福岡豆腐店(雫石町)の生湯葉を使ったシューマイ(1個300円)。具材には鶏肉と魚のすり身を使用し、ふわふわとした食感とツルッとした生湯葉の舌触りがやみつきになる。

 午後5~11時。日曜定休。問い合わせは050・8884・9703へ。

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