7月の記録的大雨で被害を受け区間運休していたJR五能線能代―深浦(青森)間は11日、始発から運転を再開した。これにより五能線は27日ぶりに全線開通し、大雨に伴う秋田県内路線の運休は全て解消された。五能線と奥羽線を走る観光列車「リゾートしらかみ」も秋田―青森間の全区間で運転を再開した。
能代市の能代駅では、運転再開を心待ちにしていた観光客らの姿が見られた。午前7時32分発の弘前行き普通列車で深浦町の十二湖に向かった静岡県の山河保幸さん(68)は「運転再開に合わせて来た。日本海の景色を眺めながら、五能線の旅をゆっくりと楽しみたい」と話した。
午前9時半ごろには秋田発青森行きリゾートしらかみ1号が到着。乗客がホームに設けられたバスケットボールリングで定番のフリースローを楽しんだ。八戸市の実家に帰省するため秋田駅から乗車した横浜市の大学生、関川拓人さん(20)は「大雨の前にチケットを購入していた。運転再開が帰省に間に合ってほっとしている」と語った。
能代―深浦間は、線路の盛り土の流出など多数の被害が確認され、先月15日から運転を見合わせていた。五能線は昨年8月にも大雨被害を受け、12月下旬まで一部区間で運休が続いた。
能代市の能代駅では、運転再開を心待ちにしていた観光客らの姿が見られた。午前7時32分発の弘前行き普通列車で深浦町の十二湖に向かった静岡県の山河保幸さん(68)は「運転再開に合わせて来た。日本海の景色を眺めながら、五能線の旅をゆっくりと楽しみたい」と話した。
午前9時半ごろには秋田発青森行きリゾートしらかみ1号が到着。乗客がホームに設けられたバスケットボールリングで定番のフリースローを楽しんだ。八戸市の実家に帰省するため秋田駅から乗車した横浜市の大学生、関川拓人さん(20)は「大雨の前にチケットを購入していた。運転再開が帰省に間に合ってほっとしている」と語った。
能代―深浦間は、線路の盛り土の流出など多数の被害が確認され、先月15日から運転を見合わせていた。五能線は昨年8月にも大雨被害を受け、12月下旬まで一部区間で運休が続いた。