あぁ、毎日暑い… そんな時は秋田のひんやりこだわりスイーツを

長雨で記録的大雨をもたらした今年の梅雨が明け、真夏日どころか猛暑日が続く秋田県内。うだるような暑い夏にはアイスや冷たい飲み物がほしくなります。素材にこだわり抜いた逸品や、秋田の「夏の定番」をアレンジしたひんやりスイーツを紹介します。(デジタル編集部・大久保瑠衣)

目と味で楽しむ本場のジェラート
秋田市山王のパン・洋菓子店「パティスリー ドゥ・フィーユ」(清水英博社長)では7月上旬から店内にジェラート用のショーケースを導入しました。ジェラートは5月ごろから厨房(ちゅうぼう)で盛り付けて提供していましたが、見た目にも楽しんでもらおうと店舗1階に設置しました。

ショーケースの中は、バニラやチョコレートなどのねっとりとしたミルク感あふれる味や、モモやマンゴーなどさっぱりとしたフルーツ味がずらりと10種類以上並んでいます。本場ヨーロッパの味を意識し、フランスから取り寄せたフルーツピューレなどの厳選素材や配合にこだわった、濃厚な味わいとしっとりとした口溶けが特徴。注文が入るとさらになめらかな舌触りになるよう特製のヘラで練って盛り付けます。

注文の際、カップの底にスポンジケーキを入れることも可能で、トッピングされる焼き菓子とともに異なる食感も楽しむことができます。担当者は「ショーケースでいろんな味を選んでもらい、本格的なジェラートを味わってほしい」と話します。

ジェラートは通年販売。テイクアウトはシングル450円、ダブル600円。2階のカフェ利用はシングル459円、ダブル612円。営業時間午前10時~午後6時半(木曜定休)。

純白がまぶしいミルクスイーツ
にかほ市の仁賀保高原にある土田牧場(土田雄一牧場長)は、レストランやふれあい体験ができる施設などがある人気のスポット。特に場内のフードショップ「ミルクハウス」は、広大な牧草地でのびのびと育つジャージー牛から取れるミルクを使ったスイーツやフードが楽しめ、夏休みなどは県内外から多くの人が訪れています。

新鮮なジャージー牛乳で作られたなめらかなソフトクリームはもちろん、搾りたての牛乳にソフトクリームを浮かべた「ミルクカントリー」(630円)と、場内の工場で製造しているヨーグルトにソフトクリームを合わせた「ジャージーカントリー」(660円)は、濃厚でコク深いミルクを存分に味わえ、他ではなかなか見かけることのないオンリーワンのメニューとして人気を集めています。


土田牧場長は「高原には爽やかな風も吹くので、暑い日はここで冷たいものでも食べてのんびりと過ごしてみては。食べた時に幸福な気持ちになってもらえたらうれしい」と話します。営業時間午前9時~午後5時(3~12月)。


秋田名物ババヘラが浮かぶ!
秋田市添川の秋田温泉プラザ(松田賢明社長)内にあるカフェレストランでは、冷たいスイーツメニューが豊富で、入浴後の楽しみにしているお客さんも多いそうです。中でもメロンソーダに秋田名物のババヘラを乗せたオリジナルメニュー「ババヘラメロンソーダフロート」(340円)が目を引きます。


「県外から訪れたお客さんに秋田ならではのものを」とスタッフが考案したメニューは、ババヘラ特有のシャリシャリ感とメロンソーダの爽快感が「お風呂上がりにぴったり」と県内外問わず、幅広い年齢層から好評とのこと。見た目の鮮やかさも人気の一つで、クリアな緑色にピンクと黄色で花のように盛り付けされたババヘラが浮かび、写真映えするとインスタグラムなどの交流サイト(SNS)にも投稿されているそう。

「お風呂上がりにババヘラフロートを飲んで、体内からひんやりしてさっぱりしてほしい」と担当者。このほか、フルーツビネガーを使ったドリンクや1センチほどのカラフルなおかきがトッピングされた「おいりソフト」など、何度も通って試したくなるメニューがいっぱいです。


日帰り入浴は午前10時~午後9時半(最終入館午後9時)。カフェレストランのドリンク利用は午前10時から。ラストオーダーは午後9時45分。サービスデーや営業時間の変更など詳細は秋田温泉プラザホームページから。

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