異形のブナ「あがりこ大王」に感動 獅子ケ鼻湿原で森開き

巨大な異形ブナ「あがりこ大王」を観察する参加者
 秋田県にかほ市象潟町の鳥海山麓に広がる中島台レクリエーションの森で26日、「中島台・獅子ケ鼻湿原森開き」が行われた。市内外から36人が参加。新緑が生い茂る中を、市観光案内人のガイドで歩いた。市観光協会の主催。

 入り口の管理棟前で関係者がテープカットを行い、観光シーズンの到来を祝った。その後、参加者は木道が整備された森の中に入り、幹回り7・62メートルの異形ブナ「あがりこ大王」や鳥海マリモが群生する獅子ケ鼻湿原を目指して、5キロの道のりを歩いた。

 道中では観光案内人が動植物の生態について説明。「ブナの木は100年以上がたつと形が変わると言われており、異形ブナが並ぶ姿は全国的にも貴重だ」などと話した。生き物やその痕跡も見つかり、参加者はとぐろを巻いて枝の上に居座るアオダイショウや、クマが残した爪痕などをじっくりと観察していた。

 横手市から訪れた西川貴子さん(31)は「長い年月を過ごしてきたブナを間近に見ることができて、感動した。ガイドの方のおかげで鳥海山麓の自然の成り立ちについて学ぶことができた」と話した。

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