天台寺、春の例大祭が復活 二戸・瀬戸内寂聴さん元秘書の講演も

瀬尾まなほさん
 二戸市浄法寺町の天台寺(菅野宏紹住職)の春の例大祭は5月5日、9年ぶりに開催される。4月に県指定有形文化財となった「紙本墨書 天台寺本堂再興勧進帳」の特別公開などを企画。かつて青空法話で祭典を盛り上げた瀬戸内寂聴名誉住職の秘書を務めたエッセイストの瀬尾まなほさん(35)が講演し、久々の恒例行事に花を添える。

 二戸大作太鼓の奉納や天台寺舞楽の公演、みこし行列などを予定。例大祭限定の特別御朱印も千円で頒布される。瀬尾さんは「寂聴先生が繋(つな)いでくれたご縁~天台寺~」と題して、当日午後1時半から講演予定。天台寺を訪れた際の思い出や晩年の寂聴さんの姿などに触れる。

 拝観料は300円。参拝者駐車場は500円。問い合わせは同寺(0195・38・2500)へ。

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