鳥海山雄大、桑ノ木台の池に映え 湿原にも春

桑ノ木台湿原から望んだ鳥海山。手前の池塘にも映り込んでいた
 好天に恵まれた22日、秋田県由利本荘市矢島町の桑ノ木台湿原からは、鳥海山の雄大な姿が見られた。湿原の「池塘(ちとう)」と呼ばれる池には、周囲の新緑と鳥海山が鮮やかに映り込んでいた。由利高原鉄道は24日、鳥海高原花立クリーンハイツなどから、湿原に向かうシャトルバスを運行する。

 シャトルバスの運行を前に、同社の春田啓郎社長の案内で新緑の桑ノ木台湿原を散策した。午前9時半、矢島駅前でシャトルバスに乗車。沿道の林に点々と残る雪や、徐々に近づく鳥海山を眺めているうちに、バスは林道へ入っていった。約3・3キロ続く林道の終点で降車すると、空気がひんやりとして心地よかった。

 湿原までは約600メートル。鮮やかな新緑のブナ林の中を奥へ進むと視界が開け、湿原の入り口に到着した。整備された木道の上を歩いていると、湿原のあちらこちらにレンゲツツジのつぼみがあるのに気付いた。中には、赤い花弁が開きつつあるものも。春田社長によると、レンゲツツジの花芽は昨年より多くつき、今月末~6月上旬に見頃を迎える見込み。6月上旬からは丸い綿毛をつけるワタスゲがシーズンとなる。

 シャトルバスは往復運行で、散策は約2時間設けている。この日は約1時間半で回った。春田社長は「これからさまざまな花が美しい季節を迎える。ぜひバスを利用して足を運んでほしい」と話した。

 1日2本運行。平日が休憩施設「鳥海高原花立クリーンハイツ」午前9時10分、10時20分発(往復500円)。土日は矢島駅午前8時40分発(同千円)、同ハイツ10時20分発(同500円)。問い合わせは同社TEL0184・56・2736

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