勢至公園の桜開花、今年は4月1日? 民間気象会社が予想

つぼみがピンク色になった勢至公園のソメイヨシノ=28日午前11時20分ごろ
 暖かい日が続き、秋田県にかほ市金浦の勢至公園ではソメイヨシノのつぼみが色づき始めている。民間気象会社ウェザーニューズ(千葉市)は、勢至公園の桜開花を県内で最も早い4月1日と予想。昨年の開花(4月11日)より大幅に早まる見込みだ。

 28日午前11時過ぎ、勢至公園に足を運ぶと、ソメイヨシノのつぼみが膨らみ、うっすらとピンクに色づいていた。開花状況を気にかけた地元住民たちが「もう数日で咲きそうだな」と口々に語りながら散歩していた。


 ウェザーニューズによると、全体的に開花は早く、本荘公園(由利本荘市)4日、千秋公園(秋田市)7日、桧木内川堤(仙北市)12日など。

 今年は勢至公園から散策路を通って徒歩10分ほどの竹嶋潟周辺をメイン会場に、4月15、16の両日、「にかほ桜フェスティバル」を開く。主催団体であるにかほイベント実行委員会は、例年より早い開花予想に気をもみ、「フェスティバルの時に満開であってほしい」と話す。

老木化により標準木を変更

 にかほ市観光協会は、勢至公園のソメイヨシノ開花宣言に使用している標準木を今年から変更した。旧標準木での観測は、少なくとも10年以上前から行ってきたが、老木化により樹勢が衰えたことなどが要因。

 新たな標準木は、勢至公園内の旧標準木から2メートルほど離れた場所にある。今年は観光協会職員が27日から開花状況を確認している。

 市や金浦町史によると、勢至公園の桜は、日露戦争の勝利を記念して植えられたとされる。旧金浦町やにかほ市が植え替えや剪定(せんてい)などの管理を行っている。

「観桜会」から「にかほ桜フェスティバル」へ

 にかほ市観光協会や道の駅象潟ねむの丘でつくるにかほイベント実行委員会は、4月15、16の両日、竹嶋潟周辺とねむの丘で「にかほ桜フェスティバル」を開く。

 実行委によると、2020年までは「観桜会」の名称で勢至公園を会場に開催してきたが、今年から名称を変更する。勢至公園のソメイヨシノの老木化などもあり、会場も竹嶋潟周辺とねむの丘に移す。勢至公園と竹嶋潟両方の桜を一体的に楽しんでもらいたい考えだ。

 フェスティバルは15日に竹嶋潟周辺で実施。ステージイベントでは地元の伝統芸能である金浦神楽、釜ケ台番楽が披露されるほか、同市在住のダンスボーカリストYummi(ユミ)さんがライブを行う。キッチンカー6台も出店。たこ焼きやババヘラアイスを販売する。電動アシスト付き自転車「イーバイク」の試乗会やカヌー体験、バスケットボールのフリースロー大会なども行われる。

 ねむの丘では15、16日に開催。2日間で計23台のキッチンカーや屋台、移動販売が出店し、ハンバーガーや焼き芋などを販売する。ステージイベントや自衛隊の車両展示も行われる。

 8~22日の午後6~9時は竹嶋潟周辺の桜をライトアップするほか、市観光協会のサイトで勢至公園と竹嶋潟の桜のライブ配信も行う。

 実行委は勢至公園周辺の渋滞緩和のため、竹嶋潟周辺やTDK秋田総合スポーツセンターの駐車場の利用を呼びかけている。

 問い合わせは市観光協会TEL0184・43・6608

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