住みたい田舎ランク、秋田市が総合1位 教育環境、シニア生活支援評価

住みたい田舎ベストランキングを掲載している「田舎暮らしの本」2月号
 宝島社(東京)が雑誌上で毎年発表している「住みたい田舎ベストランキング」の2023年版で、秋田市が全国の人口20万人以上の参加38自治体中、総合部門で1位となった。大学など教育環境の充実度や、高齢者向けの生活支援策が評価された。4日発売の月刊誌「田舎暮らしの本」2月号に掲載されている。

 ランキングは13年にスタートし11回目。移住定住の取り組みを進めている自治体を対象に、移住、医療、就労、子育てなどへの各種支援施策の実施状況や、ハードの充実度、自然環境、移住者数など279項目についてアンケートを行い、点数化した。

 全国から参加した671自治体を人口規模別に7グループに分け、「若者・単身者」「子育て」「シニア」の世代別3部門と、今回新設した総合部門で順位を付けた。秋田市は人口20万人以上の参加38自治体中、総合部門のほか若者・単身者とシニアの2部門でも1位だった。

 宝島社は秋田市について、空路1時間で上京できてアクセスが良く、テレワーク施設や国際教養大、秋田公立美術大など教育環境が充実している点を重視。医療福祉施設がバランス良く立地し、65歳以上の市民は一律100円でバスに乗車できるなど、シニア世代も安心して暮らせる環境だとした。

 秋田市は22年もシニア世代部門で1位、若者・単身者部門で2位に入るなど高評価だった。市人口減少・移住定住対策課は「子育て、雇用、起業支援などの取り組みや、社会基盤の充実度など、秋田市の魅力や暮らしやすさを総合的に評価してもらった。さらなる移住促進や市のPRにつなげたい」としている。

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