横手の「かまくら」 3年ぶり観光客迎え開催へ

かまくら(資料写真)
 来年2月15、16日に行われる横手市の小正月行事「かまくら」を主催する市観光協会(打川敦会長)は8日、3年ぶりに観光客を迎え入れて開催する方針を決めた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2021、22年は観光客向けイベントなどを行わず、市民向けの「静かなかまくら」として実施していた。

 市観光協会はこの日、同市のかまくら館で雪まつり委員会(和泉慎太郎委員長)を開催。会合には協会員や市職員ら20人が出席し、非公開で行われた。

 和泉委員長によると、県内各地で感染対策を徹底し、祭りやイベントが行われている現状を踏まえ、かまくらの数を減らすなど例年よりも若干規模を縮小すれば、観客を迎えてのかまくら行事を開催できると判断した。

 横手市役所本庁舎前や横手公園など拠点となる会場を中心に、例年の半分ほどの約40基のかまくらが設置される見通し。蛇の崎川原に並ぶ小さなかまくらが幻想的な光景をつくる「ミニかまくら」や、雄物川町の古民家を背景にしたかまくら撮影会など、コロナ下で中止していた観光客向けイベントも実施する。

 一方で、コロナ流行前に恒例だった子どもたちによる甘酒や餅の振る舞い、人が集まる飲食ブースの設置は行わない。また、今後、国や県が行動制限を求めた場合は、開催可否を再考する。

 打川会長は「来年こそ平常通りの開催を期待しているが、再び感染者が増加傾向にある。感染が落ち着き、安心して開催できる状況になることを祈っている」と話した。

 観光協会によると、かまくらは水神をまつる行事で、450年以上の歴史があるとされる。

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