特産品発信カフェ開店 購買行動をAIで分析、販売戦略を後押し

商品が陳列された展示スペース。カメラ(写真右上)とAIで来店客の購買行動を分析し、出展事業者の成長を後押しする
 岩手銀行グループの地域商社manorda(マノルダ)いわて(盛岡市、菊地文彦代表)は26日、同市中央通に特産品や地域情報の展示スペースとカフェを併設した複合店をオープンした。県内外の事業者と自治体、35者の出展でスタート。情報通信技術(ICT)を駆使して来店客の購買行動を分析し、出展事業者の成長につなげる。

 店名は「AZLM(エイゼットエルエム)コネクテッドカフェ マノルダいわて店」。NTT東日本岩手支店第2ビル1階を借りて開設した。現地で菊地代表らがテープカットし、オープンを祝った。

 商品脇に配置した2次元コードをスマートフォンで読み込み、専用サイトから購入する仕組み。展示は1区画(横30センチ、奥行き40センチ、高さ25センチ)につき出展料1万1千円で県内外の事業者に提供する。商品、観光情報を発信する区画は最大130区画分ある。

 営業は平日午前10時~午後6時。問い合わせはマノルダいわて(019・624・8100)へ。

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