秋田県大館市出身の茶人長谷川秀明さん(67)が、ヨットやキャンピングカーで寝泊まりしながら全国を巡り、各地で出会った人に野外でお茶を振る舞っている。大潟村でもお点前を披露し「今後は世界各地を訪れ、茶道の文化を発信したい」と語った。10月末まで、県内や、青森県境の十和田湖付近に滞在する。
長谷川さんは今年6月から、車体後部を茶室に改造したキャンピングカーで全国を巡り、各地で野だてをしている。その前は約3年半かけて、ヨットで日本各地を回った。滞在先でアルバイトをしつつ、出会った人にお茶を振る舞ってきた。
長谷川さんは19歳から6年間、国内外を旅した。過酷なアマゾンの川下りなどを経験する中で、茶道の「和敬清寂」の精神を見いだしたという。「困難な時こそ、一休みして落ち着くことが大事。無心でお茶をたて、至福の一杯を楽しみたい」と、20代半ばから裏千家を学んだ。
現在はキャンピングカーの横に広げたテーブルでお茶をたて、椅子に座った人に振る舞う。茶道経験のない人も多いといい、「作法にとらわれず、自由にお茶を楽しんでもらう」ことを念頭に置いている。
9日は、大潟村のホテルサンルーラル大潟の駐車場で開かれたフリーマーケットに出店。長谷川さんは10年ほど前に同ホテルで働いていたことがあり、ホテル側から声をかけられて出店が決まったという。
長谷川さんは来場者に手際よくお点前を披露した。世界各地を旅していた時のエピソードなどを話し、会話を楽しんでいた。
次の目標はヨットでの世界周遊。来月から、ヨットを停泊する長崎県に向けて南下する予定だ。活動はフェイスブックで発信している。「茶室付きヨットを手に入れ、世界各地で茶道の文化を広めたい」と意気込んでいる。
長谷川さんは今年6月から、車体後部を茶室に改造したキャンピングカーで全国を巡り、各地で野だてをしている。その前は約3年半かけて、ヨットで日本各地を回った。滞在先でアルバイトをしつつ、出会った人にお茶を振る舞ってきた。
長谷川さんは19歳から6年間、国内外を旅した。過酷なアマゾンの川下りなどを経験する中で、茶道の「和敬清寂」の精神を見いだしたという。「困難な時こそ、一休みして落ち着くことが大事。無心でお茶をたて、至福の一杯を楽しみたい」と、20代半ばから裏千家を学んだ。
現在はキャンピングカーの横に広げたテーブルでお茶をたて、椅子に座った人に振る舞う。茶道経験のない人も多いといい、「作法にとらわれず、自由にお茶を楽しんでもらう」ことを念頭に置いている。
9日は、大潟村のホテルサンルーラル大潟の駐車場で開かれたフリーマーケットに出店。長谷川さんは10年ほど前に同ホテルで働いていたことがあり、ホテル側から声をかけられて出店が決まったという。
長谷川さんは来場者に手際よくお点前を披露した。世界各地を旅していた時のエピソードなどを話し、会話を楽しんでいた。
次の目標はヨットでの世界周遊。来月から、ヨットを停泊する長崎県に向けて南下する予定だ。活動はフェイスブックで発信している。「茶室付きヨットを手に入れ、世界各地で茶道の文化を広めたい」と意気込んでいる。