男鹿の逸品、海洋高生もアピール 販売イベントと文化祭併催

事業者が自社商品を売り込んだ「男鹿の逸品コレクション」。男鹿海洋高校の生徒も積極的にPRした
 秋田県男鹿市の特産品を集めた販売イベント「男鹿の逸品コレクション」と男鹿海洋高校の文化祭が15日、市民文化会館で始まった。市主催の逸品コレクションには食品関係の事業所を中心に市内12社が出店し、自慢の商品を来場者にPR。男鹿海洋高の生徒たちは、なまはげ太鼓のライブやオリジナルメニューを披露して盛り上げた。きょう16日まで同時開催する。

 各社のブースには牛すじ煮込み、キクイモのキャンディー、どら焼き、タイの塩辛など多彩な商品がずらり。来場者は会場を巡って試食や試飲を楽しみながら、気に入った商品を買い求めていた。

 男鹿海洋高の生徒もインターンシップとして、各社のブースで販売スタッフの仕事を体験。「いかがですか」「おいしいですよ」と声をかけた。1年の加藤圭介さん(16)は「自分も味わってみておいしかったから、自信と熱意を持ってお薦めしている」と積極的に売り込んでいた。

 会場には、男鹿で水揚げされた魚「シイラ」を使って生徒が考案したオリジナルメニューの試食ブースや、生徒たちによる射的コーナーも登場。なまはげ太鼓の勇壮な演奏も披露し、随所に生徒たちの活躍が光っていた。

 16日は午前10時~午後3時。午前10時半から男鹿海洋高と男鹿南中の吹奏楽部、男鹿市民吹奏楽団による合同演奏会、午後1時からはなまはげ太鼓の演奏を行う。また、船川港ヨの字埠頭(ふとう)では同校実習船の船内見学も行う。市は文化会館と男鹿駅前を結ぶ無料シャトルバスを20分間隔で運行する。

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